眠りについてのお話し (”眠れない”、”寝られない” とは??)
みなさま、こんにちは(^^)
訪問診療・在宅診療 で 内科・認知症 の
大阪 天王寺の くれないクリニックです。
前回は、眠っている間に脳の不要物処理がはやく進むというお話をさせて頂きました。
今回は、眠れない(寝られない)ことについてのお話しです。
厚生労働省の発表では平成28年の国民健康・栄養調査によると、
およそ5人に1人が
「ここ1月で睡眠で休養が十分にとれていない」 という結果になっております。
5人中1人というのはかなり多いといえるのではないでしょうか
ところで、 眠れない、寝られない状態というのはどのような状態なのでしょうか。
実は、睡眠障害/不眠症 は4つのタイプに分かれております。
その4つとは
◇入眠障害 → 寝つきが悪い
◇中途覚醒 → 夜に(何度も)目が覚める
◇早朝覚醒 → 朝方、思ったより早くに目が覚める
◇熟眠障害 → 眠っているが、しっかり眠った気がしない
同じ言葉の、”眠れない(寝られない)” も実は中身が異なることがあります。
当院の診察でも、ひとりひとり状態を確認しながら、一緒に改善していけるよう取り組んでおります(^^)