採血でおこなう、アルツハイマー病に関する検査

みなさま、こんにちは(^^)

訪問診療・在宅診療 で 内科・認知症 の

大阪 天王寺の くれないクリニックです。

 

認知症にはアルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、血管性認知症などがあります。

認知症に至る病気としての、アルツハイマー病。

今日のお話しは、アルツハイマー病に関するお話しです。

9月4日に Molecular Neurodegeneration誌のオンライン版に掲載された、

京都府立医科大学の研究結果です。

 

アルツハイマー病の患者様ではリン酸化タウたんぱく(p-tau)というたんぱく質が脳にたまっているのですが、

それが、血液検査でも検知できる。すなわち、

”血液検査でアルツハイマー病かどうかの判断につながる”

結果が報告されました。

これは、患者様への検査での負担がいままでより軽減されることにつながると考えられます。

 

患者様の負担が少なくなる、とても素晴らしいことです!!