くれないクリニックでは、高齢者施設や、介護施設への訪問診療(往診)を行っております。

従来、医療側では、認知症に比べ心疾患や脳疾患などの身体疾患が優先されることが多くありました。
しかしながら、患者様ご本人やご家族、介護スタッフの方からすれば実生活において身体疾患と同じように、認知症による周辺症状で困ることは多々あります。
これは、医療側と患者様側にニーズのずれが生じているためです。
くれないクリニックでは、患者様ご本人や周りの方々が明るく、ご自分らしく生きて行くために、
こうした「医療側と患者様側のずれ」を無くしていきたいと考え、
『認知症と内科に特化』した『訪問診療型クリニック』を立ち上げました。

情報は積極的に共有化します

当院は「医師」「看護師」「介護スタッフ」「家族」はチームだと考えおります。日々のちょっとした変化にも気を配り、患者様の容態に変化を感じた際はチームで情報を共有するべく積極的に連絡をしております。

医師だけで勝手に治療方針を決めません

従来、治療方針を決める時は患者様とご家族のご意向をもとに「医師の判断」で決まることが多々ありましたが、当院では医師だけが独断で治療方針を決めることは絶対にしません。患者様とご家族に寄り添うのが医師だけではないからです。当院ではケアマネージャー、看護師、介護士の方々は当院の大切なチームの仲間だと思っています。治療方針を決めていく中で、意見があれば遠慮はいりません。ぜひ教えてください。

大学病院の先生も多く在籍しています

当院は訪問診療が主なクリニックですが、大学病院など一般病院の先生方も多数在籍しております。患者様の症状に応じて、当院の非常勤医師が在籍する連携病院などをすみやかに紹介、または提携先病院の専門医への紹介をしております。必要に応じて入院も可能です。患者様やご家族に安心の医療をお届けするためにも大学病院や提携先病院との連携構築は大事にしておりますが、ケアマネージャー、施設、介護事業の方々に当院を安心してご利用いただくためにも大事なことだと思っております。

(非常勤医師:消化器内科、小児外科、血液内科、泌尿器科、緩和ケア科、精神科、皮膚科)

柔軟なクリニックでいたい

当院は患者様とご家族のご意向に沿わないことをしません。だからといってご意向を実践するためにケアマネージャー、看護師、介護士の皆さんが過度にストレスを感じることは避けるべきだと思っています。そのため当院では、ストレスを出来るだけ緩和したいと思い、一般的なルールに則らない融通の効く柔軟な対応を実践していきます。「こんな事は流石に難しいんじゃないか?」そう思ってもまずはご相談ください。みなさんは大事な仲間です。

まずはお気軽にご相談ください。